小田急多摩線
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小田急多摩線(おだきゅうたません)は、新百合ヶ丘駅(神奈川県川崎市麻生区)から唐木田駅(東京都多摩市)までを結ぶ、小田急電鉄の鉄道路線。全線複線・電化。
多摩ニュータウン
多摩ニュータウン開発にあわせて、ニュータウン鉄道等整備事業費補助事業により敷設された、小田急では最も新しい路線。また、同事業で開業した最初の鉄道路線となった。 1974年に新百合ヶ丘~小田急永山間が開業し、翌年には小田急多摩センターまで延伸。唐木田への延伸は1990年。
新百合ヶ丘駅も本線の開業に伴い設置された新駅で、小田原線の線路を移設して用地を確保し、3面6線の新駅が建設された。 この頃、川崎市内の沿線は多摩区から分区されて麻生区が設置され、新百合ヶ丘駅前に区役所が設けられ、地域の中心地へと変貌した。
一方、東京都側は多摩川沿いののどかな農村だったが、1960年代の高度成長期に入ると、先に開業していた京王線の聖蹟桜ヶ丘駅付近で宅地開発が進められて人口が増え、南多摩郡多摩村が町制施行。さらに多摩ニュータウン開発に伴い1971年に市制施行し、多摩市となった。
多摩ニュータウン開発は多摩市の永山駅付近から進められたため、川崎市内はしばらくのどかな里山風景の中を走る路線だったが、次第に宅地開発が進み、現在では沿線はほぼ宅地化されている。
とはいえ、黒川駅付近には黒川東(あずま)営農団地と黒川農業公園の2つの農業振興地域があり、かつての里山風景を残している。また、唐木田駅から南に10分あまり歩いた唐木田車庫の南側(町田市側)は都立公園「小山田緑地」になっている。
栗平駅は稲城市境が近く、この辺りも長らく里山風景が残る地域だったが、近年宅地開発されるようになり、稲城市「iバス」が乗り入れ始めたこともあり、利用者が増え、急行停車駅になった。
見どころ
黒川東営農団地
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黒川農業公園とセレサモス
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多摩よこやまの道
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サンリオピューロランド
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小山田緑地
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駅一覧(各駅へのリンク)
⚠ |
駅番号 | 駅名 | 駅間キロ | 累計キロ | 接続路線・備考 | 出札 | 配線 | 所在地 |
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一部列車は小田急小田原線 新宿まで直通運転 | |||||||
OH23 | 新百合ヶ丘駅 しんゆりがおか |
- | 0.0 | 小田急小田原線 小田急バス 川崎市バス 東急バス |
◎ | □ | 神奈川県 川崎市 麻生区 |
OT01 | 五月台駅 さつきだい |
1.5 | 1.5 | ◎ | ‖ | ||
OT02 | 栗平駅 くりひら |
1.3 | 2.8 | 稲城市「iバス」 | ◎ | ‖ | |
OT03 | 黒川駅 くろかわ |
1.3 | 4.1 | 小田急バス・神奈中バス「黒川」(徒歩5分ほど) | ◎ | ‖ | |
OT04 | はるひ野駅 はるひの |
0.8 | 4.9 | 稲城市「iバス」 | ◎ | ‖ | |
OT05 | 小田急永山駅 おだきゅうながやま |
1.9 | 6.8 | 京王相模原線「京王永山駅」 京王バス・神奈中バス「永山駅」 |
◎ | ‖ | 東京都 多摩市 |
OT06 | 小田急多摩センター駅 おだきゅうたませんたー |
2.3 | 9.1 | 京王相模原線「京王多摩センター駅」 多摩モノレール「多摩センター駅」 京王バス・神奈中バス「多摩センター駅」 |
◎ | ※ | |
OT07 | 唐木田駅 からきだ |
1.5 | 10.6 | 多摩市ミニバス 東西線 | ◎ | ‖ |
【凡例】
- 出札: ◎=自動券売機・出札窓口あり、PASMO・Suica等対応
- 配線:|=棒線駅(交換不可)、◇=交換可能駅、∨∧=単線と複線以上の境界駅、‖=複線以上の駅、□=新百合ヶ丘駅は小田原線と合わせて6線、※=小田急多摩センター駅には待避線があるが使われておらず、ホームにも柵が設けられている