会津本郷駅

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この記事は、最終更新日よりおよそ 3 年 7 ヶ月経過しています。 公式サイトなどで最新情報を確認してください。(最終更新:2021年1月)
只見線
会津本郷
あいづほんごう Aizu-Hongō
福島県会津若松市
西若松 (3.4km) (4.8km) 会津高田

地図を読み込み中...

Aizu-hongo sta.jpg
管轄 JR東日本.pngJR東日本 仙台支社
配線 1面1線
有人駅 × 無人駅
出札窓口・券売機 × 車掌扱(現金のみ)
待合室 ○ 冬季暖房無し、駅ノート無し
路線バス 会津バス本郷循環線「新町北しんちょうきた」(徒歩10分、旧称「硝子工場前」、標柱あり)
タクシー 町中から呼出(会津交通 0242-56-3053
シェアサイクル・レンタサイクル ×
トイレ ○ 駅舎並び
飲料自動販売機 × 駅付近の商店にある
売店 × 徒歩15分ほどの新町付近にコンビニやスーパーがある
コンビニ セブンイレブン(徒歩15分)
携帯電話圏内 ドコモ au SB PHS(2021年 1月)
会津本郷駅 どこトレ


会津本郷駅(あいづほんごうえき)は、福島県会津若松市にある、JR只見線

駅周辺

北会津村(2004年に会津若松市に編入)の東南端に位置する上米塚かみよねづか集落の中にあるが、旧会津本郷町(2005年に合併して現在は会津美里町の一部)の入口駅として名づけられた。両町村の最寄り駅として、駅前の駐輪場などは当時の北会津村と会津本郷町の共同管理になっている。

駅舎も、同じく会津美里町の旧町村の最寄駅である会津高田駅新鶴駅と同様の、とんがり屋根の駅舎が設置されている。例年、冬になると駅舎がライトアップされる。

駅の近くには会津バス本郷循環線が通っているが、駅前まで乗り入れてはこず、駅前の道をまっすぐ10分弱歩いた所にある「新町北しんちょうきた」バス停(東北発電工業の前にある。旧称「硝子工場前」のままになっている地図もある)が最寄り。

上米塚

駅を出て左手の細い路地に入り、果樹園の中を歩いて5分ほどで、旧北会津村の上米塚集落の中心に出る。

駅から歩いて概ね10分圏内だが、集落の中心に会津バス本郷線の「上米塚」バス停があり(標柱あり)、西若松駅西経由若松駅前行きのバスが1-3時間毎に走っているので、若松へ出るならバスの方が便利。

駅前に小さな商店があるが、集落の方へ行っても商店などは無い。駅から南へ15分ほど歩いた新町しんちょうにコンビニやスーパーがあるので、地元の人も買い物はそちらで済ましているのだろうか。

旧会津本郷町

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町の中心へは、駅から道なりに2kmほど離れている。 新町から会津本郷郵便局までの「瀬戸町通り」には間口の狭い建物が並び、元宿屋を思わせる看板も多く見られ、旧街道筋を思わせる街並み。ベンチや公衆トイレなども整備されている。

ここは旧下野街道会津西街道)。さすがに若松から近すぎたからか、宿場ではないようだが、行き交う旅人相手の商売も盛んだったのだろう。 (ちなみに最初の宿場とされる福永宿は、本郷の町中からさらに2kmほど南へ進んだ所にある。氷玉川を遡るように旧道が付いており、氷玉峠大内峠を越えた所に有名な大内宿がある。)

観光案内所は駅前には無く、町中に「本郷インフォメーションセンター」がある。そのすぐ前に「インフォメーションセンター前」バス停があるが、駅から歩いても20分ほどなので、バスを待つより歩く方が早いかも。レンタサイクル(無料)もここで実施している。

会津本郷焼が特産品になっており、近隣には13の窯元があるとか。本郷インフォメーションセンターの並びには陶磁器会館があり、見学・購入できる。

また、毎年夏には瀬戸町通りで「会津本郷せと市」が開催され、会津本郷焼の露店が出て賑わうようだ(筆者はまだ見たことないのだが)。

会津バス本郷循環線

町中には会津バス本郷循環線が通っており、午後は概ね毎時1本程度ある。 時刻表PDF

2020年10月に路線再編され、町中では一方向(新町→インフォメーションセンター前→本郷局前→本郷庁舎→川原町→新町)に循環するようになった。

その先は上米塚経由と工業団地経由の2系統あって、どちらも若松駅前行きだが、上米塚経由は会津本郷駅付近を通って北会津へ抜け、工業団地経由は本郷大橋を渡って南若松駅付近を通る。

会津鉄道から乗り継いで行く場合は、上米塚経由は西若松駅東口3番のりばから乗車できる。工業団地経由のバスは南若松駅(「漆器団地組合前」が最寄り、徒歩5分ほど)から乗車できる。

白鳳山公園(向羽黒山城跡)

白鳳山公園に設置されている「白鳳山遊歩道マップ」

白鳳山公園には向羽黒山城跡があるが、これは戦国時代蘆名盛氏による築城で、本郷はその城下町として開けたとか。

本郷インフォメーションセンターの向かいに正面入口があり、会津本郷郵便局近くの常勝寺の脇から入ることもできる。山の中は舗装道路が1本あるほか、山道がたくさんあってよく整備されており、ハイキングに向いているが、情報が少ないのが難(現地まで行くと右図の「白鳳山遊歩道マップ」が設置されているのだが)。また、羽黒山など所々に水道とトイレが整備されている。新緑や紅葉がきれいで楽しめるが、熊が出るので熊除けの鈴を持参しよう。

向羽黒山城跡(水神神社付近)と後述の本郷温泉「湯陶里」はすぐ隣同士だが、まっすぐ抜ける道は無い。向羽黒山城跡から本郷温泉に抜けたい場合は、羽黒神社付近から分岐している「くるみ坂」経由が最寄り。

インフォメーションセンターで無料のレンタサイクル(軽快車、いわゆるママチャリタイプ)を実施しているが、向羽黒山城跡の中は急坂が多く、歩いてもすぐなので、歩く方が早いと思う。

本郷温泉

この白鳳山公園の麓の阿賀川(大川)沿いには、日帰り温泉施設「本郷温泉 湯陶里ゆとり」がある。ここから阿賀川を渡って1kmほどの所に会津鉄道門田駅があるのだが、橋は無く、道なりには隣の南若松駅が最寄り。前述の向羽黒山城跡とも隣接しているのに真っすぐ降りる道は無く、奥まっていて行きづらい場所にある。

門田駅から歩行者用の橋を架けてくれたら、奥会津からの通り抜け観光ルートに組み込みやすくなって、立ち寄り観光しやすくなるのだが…

参考リンク