西若松駅

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只見線
西若松
にしわかまつ Nishi-Wakamatsu
福島県会津若松市
七日町 (1.8km) (3.4km) 会津本郷
会津鉄道会津線
西若松
にしわかまつ Nishi-Wakamatsu
福島県会津若松市
(3.0km) 南若松

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管轄 JR東日本.pngJR東日本 仙台支社
配線 【只見線】2面2線
【会津線】1面1線
有人駅 ○ 有人駅(窓口は会津鉄道が担当、JRは運転要員のみ配置)
出札窓口・券売機 ○ 出札窓口あり JR短距離券は自動券売機あり(Suica利用不可)
待合室 ○ ホーム上
路線バス 会津バス各系統「西若松駅東口」(東口すぐ)、永井野線本郷線「西若松駅西」(西口徒歩5分)
北会津地域内交通「北会津ふれあい号」(東口、一部要予約)
タクシー 東口に常駐
シェアサイクル・レンタサイクル ×
コインロッカー ×
トイレ ○ 改札内、東口駅舎脇
飲料自動販売機
売店 ×
コンビニ 東口すぐヨークベニマル、東口徒歩数分でファミリーマートなど
携帯電話圏内 ドコモ au SB PHS(2019年11月)
西若松駅(只見線) どこトレ 西若松駅(会津鉄道)


西若松駅(にしわかまつえき)は、福島県会津若松市にある、JR只見線および会津鉄道会津線

会津鉄道会津線は当駅が起点だが、全ての列車が只見線に乗り入れ、会津若松駅まで直通運転している。七日町・会津若松へ行く場合は、只見線の列車はもちろん、会津鉄道の列車も利用でき、本数は概ね毎時1本程度ある。

当駅の手前(七日町側)で只見線と会津鉄道の線路が分かれており、只見線は2面2線(1番線・2番線)、会津鉄道は1面1線(交換不可)。

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ただし、普段は1番線は使われず、当駅17:06着・17:12発の会津若松行のみ(つまり1日1本のみ)が使う(17:08発の会津川口行と当駅で交換するため)。

当駅には改札係員がいるため、普段は駅で改札するが、1番線は改札口を通らず直接外に出る構造になっているため、この列車のみ車掌が改札を行う。しかもこの列車は通学客でごった返す。1番線から会津鉄道(3番線)への乗り換えは時間がかかるので、この列車から17:14発の会津田島行に乗り換える場合は要注意。精算が必要な場合は、会津坂下より手前(奥会津側)で早めに車掌に声をかけて精算を済ませておこう。

これ以外の列車の場合は、同一ホームですぐに乗り換えられるが、只見線と会津鉄道の乗り換えはあまり接続が良くなく、当駅で降りても駅付近に時間を潰せる場所があまり無いので、七日町や会津若松で乗り換える方が良いかもしれない(フリー切符以外では運賃がかかるが)。

駅周辺

会津若松駅の南側にあるが、駅名は会津若松市の市街地の西端にあるという意味だろうか、または城西地区にあるからだろうか。

概ね当駅より北東方向が中心市街地で、鶴ヶ城(会津若松城)の最寄り駅でもある(1.5km、徒歩約20分)。

地域の中核医療施設である竹田総合病院も当駅が最寄り(徒歩15分)だし、駅前に食品スーパー(ヨークベニマル城西町店)が立地するとともに、駅周辺に各種チェーン店が点在している。

喜多方や河東地域などへ向かう会津バスの複数系統が当駅東口を起点にしており、市街地を通り、若松駅前を経由して、周辺地域と若松の市街地を結んでいる。

会津若松市に編入した旧北会津村の入口駅でもあり、北会津地域内交通「北会津ふれあい号」が当駅東口を発着する。

鶴ヶ城

鶴ヶ城天守(復元)

鶴ヶ城つるがじょう(会津若松城、若松城)は会津若松のシンボル的存在、かつ会津観光の拠点的存在。

天守と博物館は有料だが、城郭は鶴ヶ城公園として開放されており、自由に入ることができる。 春は桜に彩られ、天守に登れば肥沃な会津盆地と四方の山なみを見渡すことができる観光名所になっている。

当駅が最寄り駅だが、歩くと20~30分ほどかかる。列車で来て鶴ヶ城へ行く場合は、当駅で降りず、隣の七日町駅まで乗って行ってから、まちなか周遊バス「ハイカラさん」に乗り換えて「鶴ヶ城入口」で降りるとすぐ。

戦国時代に蘆名直盛が居を構えたのが始まりだそうだが、戦国時代末期から江戸時代初期にかけて会津藩の基礎を築いた蒲生氏郷により築城され、氏郷の幼名および蒲生家の舞鶴の家紋にちなんで「鶴ヶ城」と名付けられたとか。

戊辰戦争で破壊され、明治政府によって一部を除いて解体・破棄されたが、後に旧会津藩士が私財を投じて払い下げを受け、公園として保存されていた。 戦後に本丸の復原や天守の再建が行われ、史跡および博物館として保存・公開されている。

三の丸には福島県立博物館が立地しており、福島県の歴史を辿る常設展や、会津地域の歴史・民俗に関する展示、各種企画展が開催されている。

鶴ヶ城の北側が中心市街地になっており、市役所や国の出先機関などが構える官庁街になっている。官庁街と只見線の間の神明通り(国道118号)は商店街になっており、神明通りを2kmほど北へ行くと会津若松駅がある。

出札窓口

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当駅はJR東が管理している駅だが、出札窓口は会津鉄道が担当しており、当駅から会津鉄道・野岩鉄道・東武鉄道(東上線・越生線を除く)の全駅までの乗車券を発券できるほか、JR東のPOS端末も設置されていて、JR全線の乗車券を購入できる。指定席などは補充券での発券になり時間がかかる。支払いは現金のみ(クレジットカード不可)。

また、JR短距離券は自動券売機でも購入できる(現金またはオレンジカードのみ)。

しかし、会津鉄道の乗車券は窓口でしか買えず、発車時刻間際に行って困ったことが度々ある(声をかけると乗車駅証明書をもらえて車内精算で対応してもらえたが)。1つしかない窓口に並んでいたりして待たされることがよくあるので(筆者だけ?)、切符を持っていない場合は要注意。

どのみち都度現金払いは煩わしいので、なるべく「#会津ぐるっとカード」や「ゆったり会津 東武フリーパス」などを利用する方が良い。

なお、早朝・夜間は出札窓口が閉まり、無人駅扱い(車内精算)になる。 窓口の営業時間は【平日】6:45~18:00【土日祝】6:45~16:30(2020年7月時点)。

会津ぐるっとカード

只見線会津若松会津柳津間)、会津鉄道(西若松~会津田島間)、磐越西線猪苗代喜多方間)と、同エリアの会津バス磐梯東都バスに2日間乗り放題で、おとな 2,720円、こども 1,360円(2020年4月現在)。バスにも乗る場合はお得になることが多いし、都度現金の支払いが不要になって効率よく旅できるので、うまく利用したい。

現地で当日券を購入するか、予めコンビニチェーンや旅行会社などで前売券を購入しておき、現地の窓口で交換する。当駅では当日券の購入はできないが、予め前売券を購入していれば当駅の出札窓口で交換できる。詳細

サイクルトレイン

会津鉄道では通年、自転車を畳まずに持ち込むことができる(輪行袋不要)が、当駅より若松方面は不可なので(輪行袋に入れれば可)、自転車積み込みで来た場合は当駅で降りることになる。もっとも当駅から若松の市街地は近いので、不便はない。

当駅は橋上駅舎だが、ホームから改札階へはエレベータを利用でき、東西自由通路も自転車を押して歩ける構造になっている。

会津鉄道のサイクルトレインは予約不要で良いのだが、年末年始、大型連休、旧盆と紅葉期間(10月・11月)は利用できない。5月連休はどうでもいいが、いちばん利用したい10・11月に平日・休日問わず利用できないのが地味に不便。また、利用できるのは9時から16時までに起点駅(当駅または会津田島駅)を発車する定期列車に限られているので、日の長い夏季は注意したい。会津田島より先では利用できない(主に他社の車両が走っているからだろうか)。

参考リンク

会津鉄道会津線
西若松
にしわかまつ Nishi-Wakamatsu
福島県会津若松市
Minami-Wakamatsu 南若松